ハインリック・ワン(王 俠軍) 『庭院深深』 ★ tittot/琉園

sai-works2009-07-31


こんにちは、サイ・リサイクルです。


本日ご紹介する作品は台湾出身のガラス工芸アーティスト
ハインリック・ワン(王 俠軍)のガラスオブジェです。






『庭院深深』


王氏の作品は「パート・ド・ヴェール法(蝋型鋳造法)」とよばれる
ガラス製作技法の中で最も難易度が高いといわれる古代の技法を用いており、
複雑な工程を経て一つ一つ丁寧に制作されています。


その堂々とした趣きは、見る者の心を捉えて離しません。


氏の作品は台湾にある『琉園水晶博物館/tittot
もしくはホームページで一部ご覧いただけます。





【略歴】
1953年  インドネシアに生まれる。
インテリアデザイナー・コピーライター・映画監督・俳優などの仕事を経て、1987年単身渡米しガラス工芸創作を学ぶ。
1988年  台湾初のガラス工房を設立。
1991年  台北故宮博物院現代館に作品展示。
1993年  北京故宮博物院永寿宮に現代作品としては初めて永久所蔵される。
1995年  東京、大阪など日本の五都市で巡回展示をおこなう。
1996年  米国のガラス専門画廊ハバタット・ギャラリーにて個展開催。
日本政府の依頼を受けて阪神淡路大震災の復興への願いを込め、大型作品「浴火鳳凰」を制作。
1997年  米国のビクトリア&アルバート美術工芸博物館に作品が永久所蔵される。
第5回世界中華文化芸術賞を受賞。
1998年  台湾ガラス芸術促進のため、台湾ガラスアート協会を設立。
1999年  北京の国立中国歴史博物館にて展覧会を開催
〜ニューヨーク、パリ、ポルトガルハンガリーなどで個展開催
2004年、上野の森美術館にて「王俠軍ガラスアート展 〜台湾発、風と光の世界――新旧融合の芸術〜 」を開催



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