【ARABIA/アラビア】 RUSKA / ルスカ◆プレート大小12枚セット
こんにちは、サイ・リサイクルです。
本日紹介する商品は
1873年に誕生した北欧フィンランドの名窯アラビア社のテーブルウェア
ウラ・プロコッペ デザイン、ルスカ(フィンランド語で「紅葉」)シリーズのプレートセットです。
独特の釉薬から生み出される控え目な色合いと風合い
そしてシンプルでどこか親しみを感じさせてくれるデザインは、日本人にも大変人気があります。
Ruska, Arabia
Ulla PROCOPE design
◆ウラ・プロコッペ(Ulla Procope 1921-1968 フィンランド生まれ)
1948年から1968年までの20年間アラビアの専属デザイナーとして活躍。
多くの才能あるデザイナーが在籍したアラビアの中で
カイ・フランク(「フィンランド三大デザイナー」の一人)に次ぐ存在として
"Liekki (リエキ)"や"Ruska (ルスカ)" 、"GA" など、素朴な感じのする女性らしい実用的な作品から
"Valencia (ヴァレンシア)"に見られるような芸術性の高い作品までをアラビア社より数多く残しています。
日本の陶器に影響を受けており、親日家としても知られています。
ルスカ・シリーズは日本の陶磁器に通じる、温かみを感じさせてくれるものとなっています。
【"アラビア"名前の由来】
1873年スウェーデンのロールストランド窯の製陶所として
フィンランドはヘルシンキのアラビア地区に開設されたのが名前の由来です。
操業当初はロシアに輸出するキッチン用品や衛生陶器などを製作。
1890年代にアートを意識した独自の路線を模索し始めます。
1930年代に入りアラビアはビルガー・カイピアイネン(Birger Kaipiainen)、
ビルイエル(Birger Kaipiainen)、トイニ・ムオナ(Toini Muona)などの活躍により
北欧やヨーロッパで多くの賞に輝き、アラビアの名を不動のものとします。
1950年にカイ・フランク(Kaj Franck)がアラビア社のアートディレクターに就任してから
次々に機能美あふれる日用品を発表、新しいアラビアデザインを確立、世界的に知られるようになります。
ルスカ、バレンシア(Valencia)、コスモス(Kosmos)、パラティーシ(Paratiisi<パラティッシ>) など、
北欧アンティーク陶芸ファンのみならず、多くのファンを魅了し続けるヴィンテージブランドとなっています。
2004年イッタラ社に合併され、現在に至る。
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